これはSDGsが採択された国連持続可能な開発サミットの成果文書である2030アジェンダに書かれている一文です。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語で「持続可能な開発目標」と呼ばれます。2015年9月、ニューヨーク国連本部で行われた国連サミットで採択された2030年までに達成すべき国際目標です。
環境・社会・経済に関係する17の目標と169のターゲットで構成され、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」をスローガンに掲げています。つまり、課題の多いイメージがある開発途上国だけでなく、先進国を含めた全世界で達成を目指していく目標なのです。
近年では、SDGsが以下のような入試問題でも扱われるようになっています。
このままでは、遠い未来ではなく、わたしたちやその子どもの世代でさえ、これまでと同じように生活することが難しくなるかもしれません。
「iina」は、10代がSDGsを学ぶオンラインプログラムです。
SDGsの基礎知識ときみの興味関心を深めるSDGsのいくつかの目標を学ぶ機会を提供します。
きみはどの課題についてくわしく知りたいですか?
そして、どんな未来をつくりたいですか?
iinaは、きみの興味のある分野と関係しているSDGsの目標についてオンラインで学べるプログラムです。 オンラインプログラムですが、映像授業ではなく、全ての授業をリアルタイムでマンツーマンで行います。
授業では、「SDGsの基礎知識を学ぶこと」と「SDGsに関する多様な答えのある問いについて考えること」を行います。
iinaを通して、自分たちに訪れる未来について本気で考えられる人を育むことを目的としています。
学校によってSDGsのカリキュラム導入には、バラツキがあります。そのため、iinaでは選択したSDGsの目標を一つひとつ丁寧に知ることからはじめます。
社会問題はどうして起きているのか、自分には何ができるのか、と自身や将来について考えるには、まずは「現状を正しく知ること」が必要です。
iinaでは、興味のあるジャンルを選択して、基礎知識と3つの目標について学びます。そのため、プログラム終了時には、選択したSDGsの目標の基本的なことが理解できているでしょう。
ただ知識をインプットするのではなく、社会で起きている問題や事象の背景には何があるのか深く考え、それについて自身が何を感じるのかを大切にしています。そのため、授業動画を見るだけや先生1人対大人数の生徒で学ぶのではなく、講師と生徒のマンツーマンで授業を行います。
マンツーマン授業では対話が生まれやすく、「わからないこと」「気になること」を発言しやすい環境が作れるためです。この授業を通して、本質について考えることや多様な答えのある問題に対して自分なりの意見が表現できることを目指します。
SDGsからは、世界中に存在する課題と解決に向けた動きを学べます。これまで知らなかったこと、普段学べない分野の新しい知識を得ることで、興味のあることや、気になることが見つかったら、それを軸に、進路を考えると進学先でやりたいことを具体的に描くことができると思います。
予測が困難な社会だからこそ、きみ自身の興味関心と社会情勢を結びつけて進路を考えることは進路選択の新しい常識になるでしょう。
iinaは個別指導塾Study Roomが提供しているため、ご希望に合わせて進路に関する面談も可能です。
SDGsからは、世界中に存在する課題と解決に向けた動きを学べます。これまで知らなかったこと、普段学べない分野の新しい知識を得ることで、興味のあることや、気になることが見つかったら、それを軸に、進路を考えると進学先でやりたいことを具体的に描くことができると思います。
予測が困難な社会だからこそ、きみ自身の興味関心と社会情勢を結びつけて進路を考えることは進路選択の新しい常識になるでしょう。
iinaは個別指導塾Study Roomが提供しているため、ご希望に合わせて進路に関する面談も可能です。
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、日本語で「持続可能な開発目標」と呼ばれます。2015年9月、ニューヨーク国連本部で行われた国連サミットで採択された2030年までに達成すべき国際目標です。
環境・社会・経済に関係する17の目標と169のターゲットで構成され、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」をスローガンに掲げています。つまり、課題の多いイメージがある開発途上国だけでなく、先進国を含めた全世界で達成を目指していく目標なのです。
わたしたちが暮らす地球には、気候変動・貧困・差別・働き方・感染症など、たくさんの課題があります。
このままでは、遠い未来ではなく、わたしたちやその子どもの世代でさえ、これまでと同じように生活することが難しくなるかもしれません。
次の時代を世界中の人が豊かに生きるために、世界で掲げられた目標とその内容を少しずつ知って、現代の課題と未来のより良い世界を考えることからはじめませんか?
立場・考え方・価値観によって答えが異なる問いについて考える
自分の興味が明確になった
進路を決めていく上で、自分がどんなことに興味があるのか、おもしろいと感じるのかを知ることは大切だと思いますが、それを見つけるのは難しいと思っていました。
授業を受けて、世界にあるたくさんの問題と現状に触れれば触れるほど、自分の興味やおもしろいとおもうことが明確になり、それが進路選択につながるのかなと思いました。 また授業中に自ら考えなくてはいけない場面が多くありました。これは思考力を養うことにもつながると感じます。
決して他人事ではない
学校の勉強は、将来の就職に必須となるもの(学歴等)に直結するから、絶対に必要なので、嫌でもやらなければなりません。 しかし、このiinaのような、現代社会についての勉強は、必ずやらなければならないものではなく、任意で、誰からも強制されません。けれど、世界にはさまざまな問題があり、決して他人事ではなくなってきています。だから、この機会にもっと知りたいと思いました。
決して他人事ではない
学校の勉強は、将来の就職に必須となるもの(学歴等)に直結するから、絶対に必要なので、嫌でもやらなければなりません。 しかし、このiinaのような、現代社会についての勉強は、必ずやらなければならないものではなく、任意で、誰からも強制されません。けれど、世界にはさまざまな問題があり、決して他人事ではなくなってきています。だから、この機会にもっと知りたいと思いました。
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14:50 - 16:00
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16:10 - 17:20
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17:30 - 18:40
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18:50 - 20:00
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20:10 - 21:20
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ページ下部のお申し込みフォームに必要な情報を入力してお申し込みください。
プログラムについて質問・相談したい場合もこちらのフォームからお問い合わせください。
お申し込みを頂きましたら、一度オンラインで面談を行います。
面談では、①プラン ②選択するジャンル ③受講期間 を決定します。
興味があることや、新しく学びたいことに合わせてジャンルやプランを選択いただきます。
また、ジャンルの中身をカスタマイズすることも可能ですので、ご希望の際はご相談ください。
iinaはすべてオンラインでのプログラムです。そのため、直接お会いすることはありません。
iinaや、運営しているスタッフの雰囲気を知っていただき、安心してプログラムを受講いただくための機会として設けていますので、不明点や不安な点はこの面談でお気軽にお尋ねください。
面談後に、初月の授業スケジュールを確定します。詳細なスケジュールは1ヶ月ごとに決めていきます。
受講は基本、1ヶ月に2授業を推奨していますが、ご希望に合わせて変更することが可能です。
お申し込みを頂きましたら、一度オンラインで面談を行います。
面談では、①プラン ②選択するジャンル ③受講期間 を決定します。
興味があることや、新しく学びたいことに合わせてジャンルやプランを選択いただきます。
また、ジャンルの中身をカスタマイズすることも可能ですので、ご希望の際はご相談ください。
iinaはすべてオンラインでのプログラムです。そのため、直接お会いすることはありません。
iinaや、運営しているスタッフの雰囲気を知っていただき、安心してプログラムを受講いただくための機会として設けていますので、不明点や不安な点はこの面談でお気軽にお尋ねください。
iinaの開発当初は、SDGsを仕事で扱っている専門家に教材の作成や監修をお願いする予定でした。しかし、すでに世の中にはSDGsを学べる教材がたくさんあります。
iinaを実際に受講するのは、10代の中高生。
SDGsが掲げる「誰一人取り残さない」持続可能な社会の中心となる世代です。そう考えたとき、教材の開発過程にも当事者である高校生や大学生の視点を取り入れることを大切にしたいと思いました。
開発メンバーの募集は、主にSNSを使いました。
もともと親交のあった一人の高校生を中心にSNSで呼びかけると、北は福島、南は福岡に住んでいる約20名の高校生が集まりました。
加えてStudy Roomとゆかりのある京都大学・同志社大学・立命館大学の学生も加わり、総勢30名の高校生・大学生が教材開発に参加することになりました。
彼/彼女らは、それぞれ、社会課題やSDGsに強く関心を持って進路を選択したり、アクションを起こしている学生です。
住んでいる場所、SDGsに興味を持ったきっかけ、学んでいることが異なるメンバーと教材設計をするときに大切にしたことは2つ。
「世の中で起きていることを、できるだけ身近に感じるにはどうしたらいいのか」
「自分たちの未来について同世代の仲間と何を考えたいのか」
この想いから教材にたくさんの問いを入れることにしました。
教材にたくさんの「問い」を入れた理由は、もう一つあります。
それは、iinaで学ぶ中高生に一つひとつの問題や事象の背景には何があるのか深く考えてもらいたいという願いです。
例えば、「海洋酸性化」を知るときに、ただ原理を説明されるのか、
「どうして海が酸性化してしまうのか」と問われるのかでは、学ぶ姿勢が変わると思います。
主体的に受講してもらうためにも「なんでだろう?」と考えるスイッチを入れられるようにiinaでは教材にたくさんの「問い」を入れました。
問題をただ知るのではなく、その背景には何があるのか、どうしたら解決できるのか、そのために自分は何ができるのか、など深く考える力は、複雑で予測困難な時代を生きる現代の中高生が未来を描く上で必要な力となります。
iinaでは、一つひとつの授業の中でまず「問い」に対して立ち止まって考える機会を作ることで、合っているか間違っているかではなく、自分なりの答えを表現することを大切にしています。
2020年度からはじまった新しい学習指導要領の前文には、「自分のよさや可能性を認識するとともに、あらゆる他者を価値のある存在として尊重し、多様な人々と協働しながら様々な社会的変化を乗り越え、豊かな人生を切りひらき、持続可能な社会の創り手となることができるようにすることが求められる」と書かれています。
つまりこの年度から、持続可能な社会をつくる一員となるような子供の心身の発達を目指すように、学校の教育計画が立てられるようになったのです。
これは、持続可能な開発目標と和訳されるSDGsと、新しい学習指導要領の目指す学校教育の目的や目標が重なる部分です。
2020年度から、センター試験が廃止され大学入学共通テストに変わりました。大学入学共通テストの特徴は、記述式問題の追加です。学力の3要素(知識・技能、思考力・判断力・表現力等、主体的に学習に取り組む態度等)がこれまで以上に重視され、知能・技能だけでなく3要素をバランスよく評価する入試へと変わりつつあります。
また、私立大学では英語の民間試験を活用した4技能(聞く・読む・話す・書く)を評価する入試方法が導入され、学力に加えて目的意識の高さや、入学後の成長意欲を重視する総合選抜型入試が採用されようになりました。入試形態も学科試験・小論文・面接のみならず、プレゼンテーションやディスカッションなど多岐に渡ります。 どの入試区分であっても、これまでの学習内容や経験を適切に表現する力、大学生活の展望・将来設計が評価されることがわかります。
さらに、進路選択の軸を早期に定められると志望校の受験方法に合わせた受験戦略を立てやすくなるため、必要な受験準備に専念しやすくなります。
大学生活の満足度が高い学生は、進学時に「キャリアを意識していた」ことが、就職・進学支援を行う企業の調査で明らかになりました。 キャリアとは仕事に限らず、働き方や生き方をさす言葉です。
この調査結果から、大学生活の満足度は、大学進学前に自分がどんなことに関心があり、どんな仕事をしたいか、どんなふうに暮らしたいかなど、将来への展望の有無が関係していることがわかりました。 そのため、中学生や高校生の段階からキャリアについて学び考えることは、大学進学・大学生活をより良いものにするポイントの1つです。
就職活動で、自分に適した企業がどこかわからず就活に苦戦する学生が多いことが、企業の調査によって明らかになりました。 この背景には、自己分析や企業研究の不足が挙げられます。
自分がどんなことに関心があり、働くことを通して社会にどのように貢献したいのかなど、自分が社会人として働くイメージを就職活動前に持っておくことが就職活動をうまく進める1つのポイントになるのです。
SDGsは2030年までに達成を目指す世界共通の目標です。取り組みは各国の政府だけでなく、企業・個人にも求められています。
企業に対するSDGsの調査結果によると、企業のSDGsに関わる活動の取り組み実施の状況は、2018年36.5%から2020年61.7%と増加しています。
いま10代のきみが社会人として働き出す頃が、SDGsの期限である2030年です。そのとき、世の中がどうなっているかわかりません。しかし、SDGsに掲げられる課題に取り組むことが当たり前の世界になると仮定するなら、いまからSDGsを学び始めても早すぎることはないでしょう。
思春期の時点で「興味や好奇心を大切にしたい」という価値意識が強い人は、「金銭や安定した地位を大切にしたい」という価値意識が強い人よりも高齢期の幸福度が高まることが調査によって発表されました。
つまり、思春期に、自分の興味関心を見つけて大切に向き合ったり育てたりすること、興味関心に合った進路選択をすることは、数十年後の幸福度に繋がっているのです。そして、これは親の社会経済的地位や、本人の学歴によらないことことがわかっています。
※1 2019年経済産業省が、2025年時点のIT人材ギャップが36万人と算出。
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf
※2 2020年、内閣府が発表した「令和2年版高齢社会白書」によると2030年の人口における高齢化率は31.2%となる。
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_1.html
※3 2014年、「日本創成会議」人口減少問題検討分科会が、2040年には全国1800市区町村の半分の存続が難しくなるとの予測を発表。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0802O_Y4A500C1EE8000/
※4 2020年、総務省統計局は2050年に世界人口は約97億人に達すると予測。